ウール着物の着回し 着物のリメイクコーデ。

こんにちは、着付け師の『ナホ子』です。実家や知人から着物を譲り受けるときは、ウールの小紋はもらう確率が高いと思います。今回はそんなウールの着物の着回しについてご紹介しようと思います。 一般的にウールの着物は、カジュアルな日常着として着られます。単衣に仕立ててあるので、薄手の記事なら単衣の季節と言われる6〜9月(真夏以外)に、厚手なら袷の季節と言われる10月〜4月(真冬以外)に着ることができます。昔と違って最近は暑くなるのが早くなってきてるので、私は5月から単衣を着ることもありますし、10月も暑い日には単衣を着ています。今回着回すのは紺色のウールの着物で、井戸の井という漢字のような模様(井桁模様)が特徴的です。それでは、この着物で5パターンの着回しをご紹介しましょう。

コーデ目次

  1. 正当な着付け
  2. 半襟と半幅帯を変更
  3. ポップに着回し
  4. カジュアルMAXコーデ
  5. おめかしスタイル

1.正統派な着付け

まずは正統に着付けてみました。白襟に白地の半幅帯を合わせてます。古典的な柄の半幅帯なので、みなさんが思い描く、いわゆる着物っぽい着付けです。白襟ですので、足元が白足袋だときちんとした感じもでます。では、これを着回していきます。

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2.半襟と半幅帯を変更

次のコーデでは、半襟と半幅帯を変えてみました。半襟と半幅帯に緑と黄色があるので、まとまってみえますよね。半襟にはハギレ を使用し、三分紐代わりに靴紐を代用しています。三分紐って中々見つからない上に、気に入った色がなことが多いです。 なので、私は靴紐で代用したりします。ただし、帯締めほどの強度はないのでお太鼓にする時には不向きだと思ってます。 もちろん、半幅帯の飾りで締めるぶんには全く問題がありません。ちなみにこの半幅帯は現代物です。 最近はネットショップでも、可愛い帯がたくさん出ています。 帯を現代ものに変えるだけでも、ぐっと今っぽく着られますよ。今度はもっとポップに着回してみました。

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3.ポップに着回し

今回は着物の柄の赤をとって、半襟名古屋帯を赤にしました。衿にはレースをかけています。衿元は汚れがつきやすく、しかもその汚れが目立ちやすい場所です。そんな汚れもレースをかければ上手に隠すことができるわけです。ですから私は、よくアンティークの着物を着る時に衿にレースをかけて着ています(笑)またこのコーデでは、帯締め代わりにギャルショップで500円で購入したベルトを使っています。これは引っ掛けるタイプのベルトですが、普通の穴の空いているベルトも代用したりします。穴から出るベルトが長い場合場合は写真のように引っ掛けてます。そして、帯揚げはスカーフです。私の場合はですが、ボーダーの帯揚げはかなり使用頻度が高いです。これは確か100均で購入しました。100均は豹柄とか着付けに使えるお宝が眠っていたりするので、ちょこちょことのぞいています。スカーフを帯揚げにするのは、最初は少し結びにくいですが何回か使うと慣れてきますよ。

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4.カジュアルMAXコーデ

今度はの着回しは、洋服をMIXしてもっとカジュアルに着てみました。このコーデでは、襦袢は着ないでユニクロのヒートテックを着用してます。その場合は衿芯は入れないので、少し衿は詰め気味で着ています。また帯もボーダーの現代物をしています。さらに、今は季節が冬なのでニット帽を被っていました。ニット帽などの、帽子のいいところはヘアアレンジが出来ない人でもオシャレに見えるところです。私は髪の毛がボブですが、長い人はまとめてサイドでお団子っぽくしてると可愛いです。ついでに、カラーが伸びかけの分け目も隠してくれます(笑)足元はスニーカーにとっても見えにくいですが、レッグウォーマーを着用しています。背が高い方が小さい着物を着たい場合は、レッグウォーマーを履くと着丈が短いのをカバーしてくれるでしょう。裄が短くて手が見えてしまう場合には、アームウォーマーやロンググローブをすると誤魔化しがききます。 何より冬は暖かいです。手には大きめのクラッチを持って完成です。私は着物にクラッチを合わせるのが好きです。 このカジュアルコーデならリュックを合わせても似合いますよ。

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5.おめかしスタイル

最後は上級者向け(?)のちょっとおめかしスタイルです。こちらのコーデでも襦袢は着ていません。 代わりにふりふりの白のシャツを着ています。 さらに衿にはレースをかけています。帯とパンプスの色を合わせています。髪の毛をまとめてヘッドアクセをつけて、カラフルなバッグをあわせました。衿元、帯、足元に同じ色があればまとまって見えます。もともとはカジュアルなウールの着物ですが、この着方だとドレスアップして見えますねこのように着物は着方次第でたくさんコーデが楽しめます。今回は着物を持っているけど、その他の小物がない人でも着られないかと考えました。普段、洋服で合わせているものも意外と着物と似合うんですよ。この記事が着物に興味があって、着物を着てみたい人の役に立つことを祈ってます。↑目次に戻る

記事投稿者

着付師 ナホ子 ホームページ:月と太陽 (http://ameblo.jp/383974383974/) _