Kimono club BLA`N`RED提案
名古屋帯の創作帯結び「鎧」
こんにちは、Kimono club BLA`N`REDの着付け師の『千葉』です。
新しい着物姿の提案として、名古屋帯のアレンジをご紹介します。
結ばずに、折り畳んで巻き付けるだけ!
それがこの創作結び-鎧-です。
詳しい結び方をご説明しますので、遊び心全開で普段着コーデとしてご活用くださいませ。
周りからは、「かっこいいね」と好評ですよ♪
はじめに
名古屋帯って基本のお太鼓結びをされている方が多いと思います。
↓こんな感じですね。
もちろん銀座結びやリボン太鼓などアレンジはあるものの、それらは元をたどればお太鼓系統になります。
やはり総合的にお太鼓系の結びが多いイメージ(あくまで私自身の感想ですが)
ですので、もっと「え!?どうなっているの?」と驚いてもらえるような。
「かっこいいね!」と声をかけてもらえるような。
そんな「まだ、おそらく誰もしたことないだろう」と思う形を作ってみました。
創作結び-鎧-、こんなシーンに!
まずは創作結び-鎧-がおすすめのシーンをご紹介します。
- お太鼓部分にシミやシワがあって、お太鼓結びや銀座結びを避けたい場合。
- 運転時や背もたれがある椅子に座る時、背中を気にせずリラックス♪
- かっこよさをアピールしたいコーディネートで!
例えば↓こんな感じです。
創作結び-鎧-の結び方を動画で紹介!
では早速、帯の結び方に移りましょう。
今回ご紹介する動画は2種類です。
(4部作で解説入り)
観たい部分だけ繰り返せるように4部に分けました。
まずはセルフで結ぶための方法からご紹介します。
創作結び-鎧-をセルフで結ぶ方法
セルフ1
セルフ2
セルフ3
セルフ4
次は相手に結んであげる場合をご紹介します。
創作結び-鎧-を相手に結んであげる方法
動画1
動画2
動画3
動画4
創作結び-鎧-の仕上がりの様子
お次は仕上がった様子をいろいろな角度からご紹介します♪
例えば、帯揚げを後ろに回してリボンにしてもOK。
↓こんな感じです。
くるりと回って見た感じはこんな様子です
背中がぺったんこ!
創作結び-鎧-の結び方のコツ
- ポイント柄じゃないほうが、柄を気にせず作れます。
- 柔らかい帯・薄手の帯が、折り易いです。
- セルフで巻く際は、背面を前に持ってきて胸の前で巻き付けてから胴を固定し、背中に回す。でもOKです。
- 正絹で、跡がつくかも…と心配な方はポリの帯からスタートを
私がこれまで結んだものは正絹ですが、一日巻いていて、くっきり跡がつくことはありませんでした。
ですが、織りの種類、柄や刺繍の具合でも変わってきますので、跡がつくことが心配な場合はお気に入りの帯は避けましょう。
今回、実際に使った帯の写真はこちらです。
白い帯はもともとこのように皺を寄せてある帯です。
両方ともに柔らかく軽く、巻きやすかったです。
ちなみに、アンティーク帯は分厚く重いので初めは大変かもしれません。
厚手のアンティーク帯と薄手の帯との比較を載せておきます。
作り帯にしてみてもgood
下記は、-鎧-用に帯を縫い付けて形を固定したものです。
フェイスブックやインスタグラムでは既に2018年12月より公開しております。
両SNSでは、折り目を縫い付けて作り帯にしたこちらの帯の写真も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
Facebook→https://www.facebook.com/mami.chiba.35
Instagram→mami.c_bla.n.red
最近の著者近影
着付けのお稽古で生徒さんとお会いする際もこれです♪
お稽古後ランチにもこちらの帯結びで行きました♪
生徒さんからはこの帯結びで映画を観に行ったというご感想も頂いております。
カジュアルな場面ならどこでも大丈夫ですよ!
私もランチにお稽古にと、-鎧-の帯結びで出かけております(^^)
お問い合わせは、プロフィール欄のフェイスブックとインスタグラムからDMにてお願いいたします。
ご感想もお待ちしております♪
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