ながもち屋の口コミと評判
きものリサイクル「ながもち屋」のお店の特徴や買取査定についてと、利用者の口コミや評判をご紹介します。
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ながもち屋のお店の特徴
ながもち屋は「委託販売システム」をとっており、正確には「買取」は行っていません。
買取のメリットは、査定金額に納得ができたらすぐに現金で受け取れること。
買取対象も高級品以外でも幅広く対応してもらえて、利便性の良さが特徴です。
短所は着物の状態やサイズによって異なりますが、高い値段をつけてもらいにくいことです。
買取価格が数百円にしかならず、ガッカリするケースも少なくありません。
状態が良い着物、丈が長く多くの人が着られる着物を売りたい時は、ながもち屋の委託販売システムの方がおすすめです。
委託販売システムの場合、自分が納得した価格をつけて店頭で販売することができます。
安い値段で買い叩かれることはありません。
買取の場合よりも値段が高めに査定してくれるのが長所。
売れないとお金になりませんが、大事な着物を預けるのに向いています。
着物の知識が少ない人は正当な査定をしてくれるか不安になるかもしれませんが、ながもち屋の多くは百貨店の中に入っています。
安心感があるのもメリットの一つです。
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ながもち屋の買取査定について
不要になった着物を店舗に持ち込むと、1枚1枚丁寧に査定がされます。
なぜその値段になったのかが説明され、その査定額に納得ができたらお店に預けます。
委託管理料や保管料といった料金は不要で、6か月間預かってもらえます。
預けた着物が売れた場合は、販売価格の半分の金額が受け取れます。
売れた翌々月の5日に振込手数料が引かれた金額が指定した口座に振り込まれます。
買取方式と違って、販売してもらえるかの判断は厳しめです。
良いものを厳選しているお店なので、古い着物や丈が短い着物だと断られることも多いようです。
1点から預かってもらえますが、販売価格が5,000円(税抜)以下のものは取り扱い不可。
6か月以内に売れなかった場合は、販売期間を6か月延長するか、引き取るか、お店で処分をするかを選択します。
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ながもち屋の口コミや評判は?
対応が丁寧で、販売価格の設定の相談に親身に乗ってくれた、という口コミが見られます。
「値段が下がったとしても確実に売りたい」「一定金額以上じゃないと売りたくない」など、こちらの要望を聞いてくれるので、納得して預けられるようです。
本当に売れるの?と不安になるかもしれませんが、客層が良いデパートでの販売のため、売れる確率は高め。
固定客が多いお店なので、信頼感があります。
販売価格の50%しか受け取れないと聞くと少なく感じるかもしれませんが、安い価格で買取をしてもらうよりも、高い金額になると好評です。
買取で安い査定が出された物をながもち屋に持って行ったら高値で売れた、という口コミも見つかりました。
逆に、買取ってもらえないものが多い、という悪い口コミもありました。
ながもち屋の場合は5,000円以上の価格がつけられないものは断られてしまいます。
他店で買い取ってもらえる着物でも、NGが出されることも多くあるようです。
また、お金の受け取りまでに時間がかかった、という意見もありました。
ながもち屋はどんな人におすすめ?
ながもち屋の口コミをまとめると、それなりの価値のある着物を売りたい方や売れるまで時間がかかっても良い方におすすめと言えます。
逆にいえば、着物の価値をしっかり把握してない方や、なるべく早く売りたい方には向きません。
売れるまでお金は入らないし、入金が確認できるまでも時間がかかるので、数か月間かかることを覚悟しましょう。
すぐに現金にしたい人はとくに不向きのお店です。
こういった方は、ネットの着物買取店を利用したほうがよいでしょう。
着物買取店の情報を知りたい方は、100に以上のアンケートと口コミをまとめた「オススメの着物買取店ランキング」をご覧ください。
まとめ
状態が良い着物や丈が長い着物を持っている人は、委託販売システムを採用しているながもち屋がおすすめです。
買取店よりも高く売れる可能性があります。
お金を受け取るまでに時間がかかりますが、価格にこだわりたい人に向いているお店です。
特に伝統工芸品だったり有名作家の着物なら、適正な販売価格をつけてもらえ、納得できる取引ができますよ。
今時着物は高い値段で売れないだろう、と思わず、試しに持ち込んでみては?
百貨店に多く出店しているので、店舗の様子を見てから判断するのも良いと思います。
ながもち屋は全国に店舗がありますが、近所になく持ち込みができない時は、フリーダイヤルで申し込んで送付する方法もあります。
気になる人はながもち屋のホームページで確認してみてください。
口コミやアンケートを元にオススメの着物買取店もご紹介しておきます。
いずれにしても、「この着物売れないんじゃないかな?」 と思って諦めずに、とりあえず査定に出してみましょう。